介護福祉士資格試験取得大作戦では介護福祉士やホームヘルパーに関する資格の取り方、活かし方の情報を御紹介しております。高齢化社会に向けて需要が多くなってきた介護福祉資格の取得を考えておられる方は是非参考にして下さい。

<介護福祉士資格試験大作戦>

☆介護福祉業界の給与の現実

介護労働安定センターの「事業所における
介護労働実態調査結果」
(平成16年12月調査)によると、介護職の平均所定賃金は
月収207500円。各種手当てを含めた実賃金は
22万5400円。
年収にすると、300~350万円ぐらいでしょうか
(ボーナス年間3カ月として試算)。

この調査の回答者総数は12,088人。
「雇用形態別労働者数割合」は、正社員52.8%、
非正社員41.5%。
「性・年齢階級別労働者数割合」を見ると、40歳代が
最も多く23.7%、50歳代22.7%、30歳代21.0%。

つまり、30歳代以上が7割近く。半数は正社員で、
しかもこの年齢層でこの給与。

30歳代以上ということは、つまり、大卒ならおよそ10年以上、
高卒であればおよそ15年以上の勤続です。
それでも、他業界の大卒初任給程度しかない給与水準。
これが介護福祉業界の現実です。

☆介護福祉業界の給与の現実 その2

なぜこんなに給与が低いのか?
これはいろいろな要素が絡み合っていると思います。
大きな理由をあげてみました。

●介護・福祉職の専門性に対する社会的評価が低い
介護福祉士、社会福祉士という介護・福祉の国家資格
ができてから、まだわずか20年足らず。明治時代には
名称が確立していた医師や、大正時代には養成校が
あった看護師と比べるとはるかに歴史が浅く、
専門性を認められる土壌がまだできていない。

●介護保険制度、支援費制度などのしくみ、報酬設定に
問題がある公的保険制度下の事業は、報酬内で
事業運営をしなくてはならず、しかも黒字を出せば
報酬を下げられ、給与を引き上げる経営上の余裕がない。

●介護や福祉で儲けることに対して社会的批判の目がある
介護保険導入で介護が社会化されたとは言え、もともと、
介護や福祉はボランティア精神のもとに行われていた事業で
あるかのような認識が社会的に根強い。
そこで大金を稼ぐような働き方には批判的な目が集まりやすい。

◎介護福祉士資格試験大作戦~今日の介護の豆知識


<介護福祉士資格試験大作戦>

☆福祉国家論

福祉国家論( 英:Welfare State)は、国家の機能を安全保障や治安維持
などだけでなく、経済的格差の是正のための社会保障制度の整備や
財政政策、雇用政策も推進して、福祉国家を目指すべきとする考え方です。

福祉国家の対義語で、戦争国家(英:Warfare State)などがありますが、
ともに第二次世界大戦でイギリスが連合国を福祉国家、
枢軸国を戦争国家と政治宣伝したのが始まりです。

石油ショック以後、社会保障の為の国家支出による財政の圧迫、
あるいはそれまで取られてきた国営企業の非効率性(イギリス)、
労使協調体制の後退(ドイツにおけるコーポラティズム)等により、
経済閉塞化が問題となりました。その結果として福祉国家の
行き詰まりが指摘され始め、新自由主義の台頭などにより、
福祉国家を巡る議論は全否定もしくは礼賛のどちらかとなり、
混乱をきたしたのです。

1990年にエスピン・アンデルセンが福祉国家に変わる
新しい概念として、福祉レジーム論を提起し、
経済レジームとの連関でグローバル化への
対応の多様性を論じました。

◎介護福祉士資格試験大作戦~今日の介護の豆知識

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